【レビュー】コスパ最強のブランド品!入門向けに最適なゲーミングヘッドセット Kingston HyperX Cloud Stinger Core HX-HSCSC-BK
新しくヘッドセット買ったのでレビュー記事です。因みに、提供は受けてません。
案件の場合でも、悪いものは悪いとこき下ろす気なので、そんなところに案件なんて来るわけがないです。
Kingstonの『HyperX Cloud Stinger Core HX-HSCSC-BK』を買っちゃいました。
(支出多いとかつい最近言ってるのにね)
まぁ、個人の自由なので言い訳でもないのですが、Sound Blaster Zに付属しているマイクが指向性であるものの、収音範囲と収音性能が良すぎて環境音を拾いまくってしまうのが悩みの種でした。
VC相手の人がいい人ばかりなので、大丈夫だよと言ってくれるのですが、参加している側としては心が痛みます。特にPUBGは。
導入時期的にそろそろマイクの限界が来ており、収音しない瞬間が多々出てきたのもありますね。
Sound Blaster ZのSmart Volume(マイク版音量ノーマライザー)を使うと解消するのですが、家族が見ているテレビの音を拾いまくるので有効にできないのです。
(因みにリビングPCではないです。所謂ふすまで仕切られた昔の家なのが原因)
5,000円しないってだいぶ魅力じゃないですか?
(2019年5月27日現在は4,000切り)
よく分からない光り物の中華製ゲーミングヘッドセットよりは高いです。
以前知人に中華製紹介しましたが、ヘッドセットの音をマイクが拾うという以外は必要十分物で、知人と一致してました。ヘッドセットとしてそれはどうかと思います。無論、筆者も知人もSound Blaster Zでごまかしたうえで、ですがね。
(それだけサウンドカードの威力はすごいです)
で、中華製の悪いところはHPが見つからず、カタログスペックが不明な物が多すぎることです。カタログスペックだけでも分からないと筆者は買う気になれないです。
かといって本格のブランド物ゲーミングヘッドセットに比べると相当安いです。
Kingston HyperX Cloudシリーズは、本格のブランド物ゲーミングヘッドセット中ではそもそも安い部類ですね。
また、ヘッドセットはとあるサイトではだいぶこき下ろされています。しかし、Kingston HyperX Cloud(無印)は多くのプロゲーマーが使っていることで有名です。
しかも格ゲー界の大物Umehara氏がおすすめしているのです。と言ってもスポンサー関係もあっての事なのでしょうが、Umehara氏自身、自分の名前の効力は分かっているはずなので、安易なことはできないはずですが果たして・・・。
実際のところどうなんでしょうね?
広告自体誇大なのは公式サイトを見て読めば分かります。
見て分る程お粗末なUSBコントロールボックスがサウンドカードの代わりになることはまずありえません。なるのならむしろ安すぎです。
あの小ささにサラウンドエンコーダーが入っているわけがないです。ソフトウェアエンコードするとCPUの負荷は無視できないはずです。他社も同じで、USBタイプのヴァーチャルサラウンドは使う気になれません。
とは言え、HyperX Cloud Stinger CoreにUSBコントロールボックスはついてません。なのでそこを論じてもしょうがないですね。
さぁ、その実力がいかほどの物なのか見ていきましょう。
タイプ:サーカムオーラル、密閉型
周波数応答:20Hz–20,000Hz
インピーダンス:16 Ω
音圧レベル:99dBSPL/mW (1kHz時)
T.H.D.:2%未満
重量:215g
ケーブルの長さとタイプ:ヘッドセット (1.3m) - 3.5mmプラグ(4極)
PC用延長ケーブル:(1.7m) – 3.5mmステレオおよびマイクプラグ
極性パターン:単一指向性、ノイズキャンセリング
周波数応答:50Hz~18,000 Hz
感度:-41.5dBV (0dB=1V/Pa、1kHz時)
ゲーミングヘッドセットとしてはドライバーが小さいです。その分相当軽いです。
筆者が使っているのはMDR-RF7500+MDR-DS7500(無線ヘッドホン+サラウンドプロセッサ)とPanasonic RP-HJE120(カナル型イヤホン)です。
なお、イヤホンはコンビニで買える1,000円ほどの物です。以前、数千円するSonyのノイズキャンセリング用イヤホンと聞き比べても遜色は全くなかった品です。
MDR-RF7500は50mmドライバーに無線なので相当重いです。サラウンドプロセッサもそれなりに場所を取ります。再生周波数帯的に映画見たりするのに使い続けますがね。
(実測333g カタログ値約325g 100gも違う・・・)
慣れてしまったので333gという重さは別に不快でもなんでもないです。
HyperX Cloud Stingerは275gで、HyperX Cloud、HyperX CloudⅡは300g越えです。
ヘッドセットにありがちな側圧が強いとかいうAmazonレヴューを見かけますが、裏技を使えば治せます。力技ですが、自分の頭より大きなものにしばらくかぶせておけばいいです。
要は製品に癖をつけるわけです。あまり長いことかぶせておくと密閉性に問題が出るのでそこはちゃんと調整しましょう。買ったものが悪いのではなく、買ったものを使いこなせないのが悪いです。大衆向けの製品が自分に合う物だと思っていること自体が間違っています。
RP-HJE120の再生周波数帯にも負けています。競合他社と比較しても再生周波数帯は狭いです。
マイクに関しては、Sound Blaster Z標準のSound Blaster Beamformingマイクロフォンの仕様が公開されてないの何とも言えないですが、収音性はすさまじくかなりの範囲で音を拾ってくれます。
自前でノイズキャンセリングマイクを積んでいるので相当こもるんだろうなぁ、となんとなく予測はできますね。
と、カタログスペックで語っても仕方ないですがね。
また、私がよく聞くJAZZ系音楽とAmazon Prime Videoでいくつかのアニメと映画を視聴し聞き比べます。
イコライザー設定は次の通り。
PUBG用の筆者なりの設定です。250、500はPUBG内環境音を軽減するために落としています。それ以下は屋内の足音が聞き取れるように上げています。高音域は銃声がうるさいので2k以外は下げ目です。2kは屋外の裸足の足音を聞くために、銃声がうるさすぎない程度にあげています。
音はMDR-RF7500+MDR-DS7500とRP-HJE120と比較します。
すべてSound Blaster Zと接続します。RP-HJE120とは同じジャックで、分岐ケーブルも同じ物を使いますが、MDR-RF7500はMDR-DS7500とSound Blaster Zは光接続し、です。MDR-RF7500とMDR-DS7500は2.4GHz無線接続です
また、MDR-DS7500にはSound Blaster ZでDTSエンコードされてから出力されます。
これは普段の使用方法と全く同じにするためです。でないと比較する意味がない。
先に言っておくと、MDR-RF7500はPUBGにおいて不利です。足音が聞こえる範囲が狭いです。コンビニで買えるRP-HJE120の方がよっぽど優秀でよく聞こえます。
SmartVolumeは切りますが、NoiseReduction、Acoustic Echo Canellation、Focusは有効にし、ナロウアングルで収録します。
比較は無論Sound Blaster Beamformingマイクロフォンです。他を持ってないので比較の仕様がないので。
FocusはSound Blaster Beamformingマイクロフォン(やCreative製マイク)でないと意味がなく、環境音のこともあるのでナロウアングルです。
Sound Blaster Beamformingマイクロフォンとの距離は置き型なので40~60cmになります。
なお、HyperX Cloud Stinger Coreにはマイク風防を装着します。
こいつ何気にAmazonベストセラー1位です。一緒に買ったのでこいつを使用します。
(2019年5月27日現在)
収録は最小限で行ので、次の文章を読み上げます。
「これはHyperX Cloud Stinger Coreです。あかさたなはまやらわ、ぱぴぷぺぽ、(咳払い)」
「これはSound Blaster Beamformingマイクロフォンです。あかさたなはまやらわ、ぱぴぷぺぽ、(咳払い)」
咳払いはわざと行います。
収録ソフトはWindows 10純正のボイスレコーダーです。
いつも重い物をつけている所為か非常に軽いです。100gってホントバカにできないと思いました。MDR-RF7500では乗せているという感覚でしたが、HyperX Cloud Stinger Core付けている感覚になったといっても過言ではないほど、重さを感じません。
メガネをかけてもそれが気になることはないです。ただ、耳が大きい人は気になってしまう可能性があります。
また頭を振っても落ちませんし、ズレません。
環境音遮断性はRP-HJE120に一歩譲るものの、マイクがヘッドセットの音を拾う事はありませんでした。
RP-HJE120は可もなく不可もなく、寧ろ外部環境音の遮断性がいいので集中できます。イコライザー設定に忠実で、イコライザー設定をちゃんとしていれば、足音はしっかり聞こえます。
HyperX Cloud Stinger Coreは外部環境音の遮断性においてRP-HJE120に譲るものの、一つ一つの音が明瞭でイコライザー設定に忠実です。MDR-RF7500のような高級感はない物の、はきはきとした音が聞こえ、音の定位も分かりやすいのでPUBGはこれで良しという結論です。
Sound Blaster Zの設定次第では、HyperX Cloud Stinger Coreでもいいかなぁという気がします。
PVPはしないですし、これから先もしないので無評価です。
ただ、銃弾がかすめた音が分かりやすいのはRP-HJE120とHyperX Cloud Stinger Coreですが、見たら分かる上にMDR-RF7500でも聞こえるので、Sound Blaster Zの設定次第です。
音の定位はHyperX Cloud Stinger Coreの方が分かりやすいです。Sound Blaster Zと相性がいいのか、 Sound Blaster Zの性能なのか分かりませんが。
RP-HJE120とHyperX Cloud Stinger Coreについてはイコライザー設定を元に戻さないと低音がうるさいです。良くも悪くもイコライザー設定に忠実です。
ただ、HyperX Cloud Stinger Coreは音源一つ一つ、楽器一つ一つが明瞭でした。
RP-HJE120はわずかに明瞭感に欠けました。
こちらも、RP-HJE120とHyperX Cloud Stinger Coreについてはイコライザー設定を元に戻さないと低音がうるさいです。
ただ、HyperX Cloud Stinger Coreはやはり、音源一つ一つが明瞭でした。会話もよく聞こえ、迫力もあり、MDR-RF7500が充電切れを起こしている時は使ってもいいかなぁという感じです。
RP-HJE120は「まぁ、それなり」で映画を見る為に使う気にはなれませんでした。
Sound Blaster Beamformingマイクロフォン
HyperX Cloud Stinger Core
耳鳴りのような電子音はAcoustic Echo Canellationが悪さをしています。機能をOFFにしたのがこちら。
HyperX Cloud Stinger Core
悪くはないですね。音量変化は感じません。
(自分の声きっも・・・普段と喋り方が全然違うじゃん・・・)
実際にDiscordで通話すると「Sound Blaster Beamformingマイクロフォンの方がよかった」「かなりこもっている」などの感想を聞きました。ただ、こもっている割には「聞き取りやすく、言葉がはきはき聞こえる」という意見もありました。
当然でしょう。マイクの距離が遠いのに明瞭に収音し、かなりの頻度でテレビなどの環境音も拾ってしまうようなマイクですから。
マイクミュートボタンはスライド式で、ブツッという音が入るようなことは確認できませんでした。
ゲーミング周辺機器である以上はゲーム目的には相当最適です。忠実な再生力を持っているので、慣れれば音の定位や聞き分け、音源特定(銃声による銃の特定等)がやりやすいです。
若干イコライザー設定を変える必要はあるでしょう。中音域のよわさを感じましたが、気になる程ではないです。
なので、スマートフォンで音楽聞く分には価格相応という感じがしました。
ゲーム目的ならコスパは良いです。が、マイクはサウンドカードによるノイズカットを行わないとHyperX Cloud Stinger Coreのノイズキャンセリングでは不十分です。 もしくはマイクアンプを使うなどですね。
PS4やSwitchなどは分かりません。持ってないですし、買う気もないので。
調べてみると中音域の弱いことを指すのですが、イコライザー設定を変えればそれでよくね?という感じです。
音の質にこだわりがないような人は、HyperX Cloud Stinger Coreで十分戦えるでしょう。
逆に、音の質にこだわりがある人は素直にお金をかけてください。MDR-RF7500との比較でよく分かりました。
まぁ、MDR-RF7500は一般向けのホームシアター用ですからね。それがゲームに通用するわけないですが、音楽や映画はやはり。
そう考えるとRP-HJE120ってコンビニで変えてコスパもいいのでつなぎには最適ですよ。
案件の場合でも、悪いものは悪いとこき下ろす気なので、そんなところに案件なんて来るわけがないです。
今回買った物
Kingston HyperX Cloud Stinger Core
Kingstonの『HyperX Cloud Stinger Core HX-HSCSC-BK』を買っちゃいました。
(支出多いとかつい最近言ってるのにね)
まぁ、個人の自由なので言い訳でもないのですが、Sound Blaster Zに付属しているマイクが指向性であるものの、収音範囲と収音性能が良すぎて環境音を拾いまくってしまうのが悩みの種でした。
VC相手の人がいい人ばかりなので、大丈夫だよと言ってくれるのですが、参加している側としては心が痛みます。特にPUBGは。
導入時期的にそろそろマイクの限界が来ており、収音しない瞬間が多々出てきたのもありますね。
Sound Blaster ZのSmart Volume(マイク版音量ノーマライザー)を使うと解消するのですが、家族が見ているテレビの音を拾いまくるので有効にできないのです。
(因みにリビングPCではないです。所謂ふすまで仕切られた昔の家なのが原因)
価格とカタログスペック
アマゾン価格
5,000円しないってだいぶ魅力じゃないですか?
(2019年5月27日現在は4,000切り)
よく分からない光り物の中華製ゲーミングヘッドセットよりは高いです。
以前知人に中華製紹介しましたが、ヘッドセットの音をマイクが拾うという以外は必要十分物で、知人と一致してました。ヘッドセットとしてそれはどうかと思います。無論、筆者も知人もSound Blaster Zでごまかしたうえで、ですがね。
(それだけサウンドカードの威力はすごいです)
で、中華製の悪いところはHPが見つからず、カタログスペックが不明な物が多すぎることです。カタログスペックだけでも分からないと筆者は買う気になれないです。
かといって本格のブランド物ゲーミングヘッドセットに比べると相当安いです。
Kingston HyperX Cloudシリーズは、本格のブランド物ゲーミングヘッドセット中ではそもそも安い部類ですね。
また、ヘッドセットはとあるサイトではだいぶこき下ろされています。しかし、Kingston HyperX Cloud(無印)は多くのプロゲーマーが使っていることで有名です。
しかも格ゲー界の大物Umehara氏がおすすめしているのです。と言ってもスポンサー関係もあっての事なのでしょうが、Umehara氏自身、自分の名前の効力は分かっているはずなので、安易なことはできないはずですが果たして・・・。
実際のところどうなんでしょうね?
広告自体誇大なのは公式サイトを見て読めば分かります。
見て分る程お粗末なUSBコントロールボックスがサウンドカードの代わりになることはまずありえません。なるのならむしろ安すぎです。
あの小ささにサラウンドエンコーダーが入っているわけがないです。ソフトウェアエンコードするとCPUの負荷は無視できないはずです。他社も同じで、USBタイプのヴァーチャルサラウンドは使う気になれません。
とは言え、HyperX Cloud Stinger CoreにUSBコントロールボックスはついてません。なのでそこを論じてもしょうがないですね。
さぁ、その実力がいかほどの物なのか見ていきましょう。
カタログスペック
ヘッドホン
ドライバー:ネオジム磁石、ダイナミック40mm径タイプ:サーカムオーラル、密閉型
周波数応答:20Hz–20,000Hz
インピーダンス:16 Ω
音圧レベル:99dBSPL/mW (1kHz時)
T.H.D.:2%未満
重量:215g
ケーブルの長さとタイプ:ヘッドセット (1.3m) - 3.5mmプラグ(4極)
PC用延長ケーブル:(1.7m) – 3.5mmステレオおよびマイクプラグ
マイク
方式:エレクトレットコンデンサーマイク極性パターン:単一指向性、ノイズキャンセリング
周波数応答:50Hz~18,000 Hz
感度:-41.5dBV (0dB=1V/Pa、1kHz時)
ゲーミングヘッドセットとしてはドライバーが小さいです。その分相当軽いです。
筆者が使っているのはMDR-RF7500+MDR-DS7500(無線ヘッドホン+サラウンドプロセッサ)とPanasonic RP-HJE120(カナル型イヤホン)です。
なお、イヤホンはコンビニで買える1,000円ほどの物です。以前、数千円するSonyのノイズキャンセリング用イヤホンと聞き比べても遜色は全くなかった品です。
MDR-RF7500は50mmドライバーに無線なので相当重いです。サラウンドプロセッサもそれなりに場所を取ります。再生周波数帯的に映画見たりするのに使い続けますがね。
(実測333g カタログ値約325g 100gも違う・・・)
慣れてしまったので333gという重さは別に不快でもなんでもないです。
HyperX Cloud Stingerは275gで、HyperX Cloud、HyperX CloudⅡは300g越えです。
ヘッドセットにありがちな側圧が強いとかいうAmazonレヴューを見かけますが、裏技を使えば治せます。力技ですが、自分の頭より大きなものにしばらくかぶせておけばいいです。
要は製品に癖をつけるわけです。あまり長いことかぶせておくと密閉性に問題が出るのでそこはちゃんと調整しましょう。買ったものが悪いのではなく、買ったものを使いこなせないのが悪いです。大衆向けの製品が自分に合う物だと思っていること自体が間違っています。
RP-HJE120の再生周波数帯にも負けています。競合他社と比較しても再生周波数帯は狭いです。
マイクに関しては、Sound Blaster Z標準のSound Blaster Beamformingマイクロフォンの仕様が公開されてないの何とも言えないですが、収音性はすさまじくかなりの範囲で音を拾ってくれます。
自前でノイズキャンセリングマイクを積んでいるので相当こもるんだろうなぁ、となんとなく予測はできますね。
と、カタログスペックで語っても仕方ないですがね。
本題のレビュー
レビューの前に
先に断っておきますが、筆者の目や耳といった五感はそこまで鋭くないです。というか、アミューズメント施設に勤めていたせいで耳はあまり良くないです。音の比較に関して
今回はPUBG、PSO2、World of Warplanes、Minecraftで聞き比べてみたいと思います。また、私がよく聞くJAZZ系音楽とAmazon Prime Videoでいくつかのアニメと映画を視聴し聞き比べます。
イコライザー設定は次の通り。
PUBG用の筆者なりの設定です。250、500はPUBG内環境音を軽減するために落としています。それ以下は屋内の足音が聞き取れるように上げています。高音域は銃声がうるさいので2k以外は下げ目です。2kは屋外の裸足の足音を聞くために、銃声がうるさすぎない程度にあげています。
音はMDR-RF7500+MDR-DS7500とRP-HJE120と比較します。
すべてSound Blaster Zと接続します。RP-HJE120とは同じジャックで、分岐ケーブルも同じ物を使いますが、MDR-RF7500はMDR-DS7500とSound Blaster Zは光接続し、です。MDR-RF7500とMDR-DS7500は2.4GHz無線接続です
また、MDR-DS7500にはSound Blaster ZでDTSエンコードされてから出力されます。
これは普段の使用方法と全く同じにするためです。でないと比較する意味がない。
先に言っておくと、MDR-RF7500はPUBGにおいて不利です。足音が聞こえる範囲が狭いです。コンビニで買えるRP-HJE120の方がよっぽど優秀でよく聞こえます。
マイクの比較に関して
マイクは次の設定です。SmartVolumeは切りますが、NoiseReduction、Acoustic Echo Canellation、Focusは有効にし、ナロウアングルで収録します。
比較は無論Sound Blaster Beamformingマイクロフォンです。他を持ってないので比較の仕様がないので。
FocusはSound Blaster Beamformingマイクロフォン(やCreative製マイク)でないと意味がなく、環境音のこともあるのでナロウアングルです。
Sound Blaster Beamformingマイクロフォンとの距離は置き型なので40~60cmになります。
なお、HyperX Cloud Stinger Coreにはマイク風防を装着します。
こいつ何気にAmazonベストセラー1位です。一緒に買ったのでこいつを使用します。
(2019年5月27日現在)
収録は最小限で行ので、次の文章を読み上げます。
「これはHyperX Cloud Stinger Coreです。あかさたなはまやらわ、ぱぴぷぺぽ、(咳払い)」
「これはSound Blaster Beamformingマイクロフォンです。あかさたなはまやらわ、ぱぴぷぺぽ、(咳払い)」
咳払いはわざと行います。
収録ソフトはWindows 10純正のボイスレコーダーです。
着け心地
HyperX Cloud Stinger Coreは側圧が強いものの痛いという訳ではなく、ちょっと癖をつけてあげればいいかなぁという程度でした。頭が大きい人は気をつけた方がよいという感じです。いつも重い物をつけている所為か非常に軽いです。100gってホントバカにできないと思いました。MDR-RF7500では乗せているという感覚でしたが、HyperX Cloud Stinger Core付けている感覚になったといっても過言ではないほど、重さを感じません。
メガネをかけてもそれが気になることはないです。ただ、耳が大きい人は気になってしまう可能性があります。
また頭を振っても落ちませんし、ズレません。
環境音遮断性はRP-HJE120に一歩譲るものの、マイクがヘッドセットの音を拾う事はありませんでした。
音の比較
PUBG
MDR-RF7500は話にならないです。音は漏れる、足音聞こえない、外部環境音の遮断性もさほど良くないでどうしようもないです。ただし、高級感があるのは間違いないです。RP-HJE120は可もなく不可もなく、寧ろ外部環境音の遮断性がいいので集中できます。イコライザー設定に忠実で、イコライザー設定をちゃんとしていれば、足音はしっかり聞こえます。
HyperX Cloud Stinger Coreは外部環境音の遮断性においてRP-HJE120に譲るものの、一つ一つの音が明瞭でイコライザー設定に忠実です。MDR-RF7500のような高級感はない物の、はきはきとした音が聞こえ、音の定位も分かりやすいのでPUBGはこれで良しという結論です。
PSO2
ゲーム自体、音が重要という訳ではないので、MDR-RF7500の方が音の方向や迫力、高級感で他を使わなくてもいいなぁ、という感じです。Sound Blaster Zの設定次第では、HyperX Cloud Stinger Coreでもいいかなぁという気がします。
PVPはしないですし、これから先もしないので無評価です。
World of Warplanes
ゲーム自体、音が重要という訳ではないので、MDR-RF7500の方が音の方向や迫力、高級感で他を使わなくてもいいなぁ、という感じです。ただ、銃弾がかすめた音が分かりやすいのはRP-HJE120とHyperX Cloud Stinger Coreですが、見たら分かる上にMDR-RF7500でも聞こえるので、Sound Blaster Zの設定次第です。
Minecraft
原音に近いのはRP-HJE120とHyperX Cloud Stinger Coreです。MDR-RF7500はエンコードとデコードが入り、独自のエフェクトもかかるので丸みを帯びた音色に変わります。音の定位はHyperX Cloud Stinger Coreの方が分かりやすいです。Sound Blaster Zと相性がいいのか、 Sound Blaster Zの性能なのか分かりませんが。
音楽
MDR-RF7500が明瞭で柔らかく聞いていて心地がよいです。全種類の音、音程がフラットに聞こえながら強弱も分かりました。音楽を聴くときはこれがよいです。RP-HJE120とHyperX Cloud Stinger Coreについてはイコライザー設定を元に戻さないと低音がうるさいです。良くも悪くもイコライザー設定に忠実です。
ただ、HyperX Cloud Stinger Coreは音源一つ一つ、楽器一つ一つが明瞭でした。
RP-HJE120はわずかに明瞭感に欠けました。
アニメ・映画
MDR-RF7500が全種類の音限がフラットに聞こえながら強弱も分かりました。ただ、小さい声が聞き取りづらいかな、という程度で何を言っているのかはわかりました。シネマモードがあるので、それも相まって迫力十分で高級感を覚えます。こちらも、RP-HJE120とHyperX Cloud Stinger Coreについてはイコライザー設定を元に戻さないと低音がうるさいです。
ただ、HyperX Cloud Stinger Coreはやはり、音源一つ一つが明瞭でした。会話もよく聞こえ、迫力もあり、MDR-RF7500が充電切れを起こしている時は使ってもいいかなぁという感じです。
RP-HJE120は「まぁ、それなり」で映画を見る為に使う気にはなれませんでした。
マイクの性能比較
いきなりですが比較してみます。Sound Blaster Beamformingマイクロフォン
HyperX Cloud Stinger Core
耳鳴りのような電子音はAcoustic Echo Canellationが悪さをしています。機能をOFFにしたのがこちら。
HyperX Cloud Stinger Core
悪くはないですね。音量変化は感じません。
(自分の声きっも・・・普段と喋り方が全然違うじゃん・・・)
実際にDiscordで通話すると「Sound Blaster Beamformingマイクロフォンの方がよかった」「かなりこもっている」などの感想を聞きました。ただ、こもっている割には「聞き取りやすく、言葉がはきはき聞こえる」という意見もありました。
当然でしょう。マイクの距離が遠いのに明瞭に収音し、かなりの頻度でテレビなどの環境音も拾ってしまうようなマイクですから。
マイクミュートボタンはスライド式で、ブツッという音が入るようなことは確認できませんでした。
総評
音楽や映画に関してはイコライザー設定を変えるか、筆者のようにサウンドカードをかませたうえで、設定を行わないと適していないというのが正直なところです。ゲーミング周辺機器である以上はゲーム目的には相当最適です。忠実な再生力を持っているので、慣れれば音の定位や聞き分け、音源特定(銃声による銃の特定等)がやりやすいです。
若干イコライザー設定を変える必要はあるでしょう。中音域のよわさを感じましたが、気になる程ではないです。
なので、スマートフォンで音楽聞く分には価格相応という感じがしました。
ゲーム目的ならコスパは良いです。が、マイクはサウンドカードによるノイズカットを行わないとHyperX Cloud Stinger Coreのノイズキャンセリングでは不十分です。 もしくはマイクアンプを使うなどですね。
PS4やSwitchなどは分かりません。持ってないですし、買う気もないので。
最後に
筆者にはドンシャリ系の意味が分かりません。調べてみると中音域の弱いことを指すのですが、イコライザー設定を変えればそれでよくね?という感じです。
音の質にこだわりがないような人は、HyperX Cloud Stinger Coreで十分戦えるでしょう。
逆に、音の質にこだわりがある人は素直にお金をかけてください。MDR-RF7500との比較でよく分かりました。
まぁ、MDR-RF7500は一般向けのホームシアター用ですからね。それがゲームに通用するわけないですが、音楽や映画はやはり。
そう考えるとRP-HJE120ってコンビニで変えてコスパもいいのでつなぎには最適ですよ。
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