【PSO2】テクター解体新書~サブクラスで変わるテクターの面白さ~サブファントムに続き、サブエトワール追記!

テクターをやるにはサブは何がいいんだろうと迷う人は多いはずです。テクターの特徴からサブクラスによってどう動きが変わるのか、解説していきたいと思います。


2019/12/20 エトワール追記!

テクターと言うクラス

テクターの特徴は基本的に支援特化型であることです。ただし、支援型でもバファー型なので注意です。

範囲はテクターの方が上ですが、レスタの回復力がフォースに追いつけない事と、スーパートリートメントはメイン限定ではない上に、状態異常の付与率(デバファー)はフォースやファイターの方が上と言うのが現状です。

回復できるバファーと言うのが正しい立ち位置です。

フィールド上での動き

ソロクエストの場合

基本的なダメージ元はウォンドによる通常攻撃と追撃の法撃爆発になります。対雑魚性能に優れ、敵の動きを阻害して一か所にまとめるゾンディール使用後にウォンドで攻撃すると一撃でいなくなる場合もあります。

これは、ウォンドが複数の敵にヒットするとヒットしただけの法撃爆発が発生し、法撃爆発の範囲が意外に広い為、 多重ヒットすることによります。敵5匹にウォンドがヒットすると5発の法撃爆発が発生し、法撃爆発だけ5回ヒットするわけです。単純に威力5倍です。

シフタ、デバンドは常にかかっているようにしましょう。ダメージアップにクリティカル率アップ、ダメージ軽減、HP増加はおいしいです。

ダメージ元についてはサブクラス次第でウォンド以外になります。

マルチクエストの場合

シフタ、デバンドによる味方の強化とレスタ、アンティによる味方の回復が主な仕事になります。

また、敵の動きを阻害して一か所にまとめるゾンディール、追撃ダメージの発生するフィールドを作り出すザンバース、与ダメージの20%を回復できるフィールドを作り出すメギバースを要所で繰り出すことも含まれます。

基本的なダメージ元はウォンドによる通常攻撃と追撃の法撃爆発になります。バフを撒く以上PPの温存が大切なのでテクニックが基本的なダメージ元にはなりません。

見方が死んでしまった場合はテクターが起こした方がよい場合があります。スキル、リバースボーナスによりシフタ、デバンドが習得しているスキル込の効果状態で付与されて起き上がります。L/アトマイザーラバーズ+20を装備した状態で起こすと最高です。

詳しく言うとHPは80%まで回復しかつ、エクステンドアシスト、ロングタイムアシスト、シフタアドバンス、シフタクリティカル、シフタストライク、デバンドアドバンス、デバンドカット、デバンドタフネス が付与されている状態で起き上がるので、即座に復帰できます。

ダメージ元についてはサブクラス次第でウォンド以外になります。

新ウォンドPA「ヘビィハンマー」

ヘビィハンマーは2018/6/27に略式複合テクニックとともに追加された新PAです。マールーのクライアントオーダー「新たな技術に興味ある?」をクリアすることで使用できるようになります。

ヘビィハンマーはノンチャージで使うと、ブレイバーを置いていけるくらい早い移動PAとして使用できます。移動速度はアサギリレンダンと同程度で飛距離はアサギリレンダンの1.2~1.4倍ほどある為、フィールドを最速で駆け回ることができます。

また、ノンチャージで使用した場合は、振り下ろし動作開始時点から5秒間のスーパーアーマー(吹き飛ばしやノックバックの無効化)が付与されます。なお、スタンを無効化することはできず、ダメージ軽減もありません。

ヘビィハンマーのチャージには2段階あります。1段階目では威力の66%を、2段階目で100%を発揮します。ラヴィス=カノンで使用するとチャージ攻撃に追撃が発生します。

筆者の場合、ラヴィス=カノンもって、緊急クエスト「創世導く母なる神」に登場するデウスの龍の頭に2段階チャージヘビィハンマーでヒットすると約55000と約28000の追撃ダメージを確認しています。

「創世導く母なる神」に登場するデウスがグラーシアであることと、「創世を謳う幻創の造神」のデウス・エスカ・グラーシアと与ダメージがあまり変わらない為、普段の敵には6桁近くかそれを超えるダメージが入るものと推測されます。


サブクラスによる動きの変化

テクターには、殴りテクター、ペットテクター、タリステクター、靴テクター、ARテクターという風に様々なスタイルが存在します。順を追って説明します。

殴りテクター

サブに上がる候補は、ハンター、ファイター、ブレイバーです。
2019/4/24からはファントムがサブにできます。

サブハンター

サブハンターはタンクかそれに近い性能を持たせることが可能です。スキルにあるガードスタンスとハーフラインオートメイトで実現可能で、敵に張り付き続けても安定した強さを発揮できます。

サブファイター

状態異常を付与することで他の追従を許さない火力を発揮します。しかし、状態異常はボスクラスに入らないことが多い為、対雑魚でしか発揮ができません。しかし、ハンターよりもテクニックの威力が出る為、場面に応じて動けるという強さがあります。

サブブレイバー

ヘビィハンマーの登場でグレンテッセンやアサギリレンダンによる高速移動を行う刀の存在が不要になり運用しやすくなりました。アベレージスタンスでテクニックにも火力を持たせることができるようになります。敵の弱点か弱点属性が必要になる分、ウィークスタンスの火力は上記2種より出ます。

L/ウォンドEチェンジを併用すると、ウィークスタンスを最大限利用できます。

サブファントム

火力倍率が特段いいわけでもなく、ウィルもオトメもないのでそこは覚悟する必要があります。サブファントムの利点はテクニックのチャージ時間の短縮と、テクニックのDPS
改善です。

最速でシフデバレスタアンティザンバメギバの展開ができ、スーパーアーマーは自前で準備できるのでありです。

テクニックの火力は僅差ですがHuよりも低くなります。その分チャージ時間が最大で半分になるので、単純にDPSはHu比で倍近くまで伸びます。また、複合テクニックのチャージも早くなるので火力はさらに高くなります。

単純に他と比較することができないクラスになります。運用としては両刀がよいです。

サブエトワール

火力倍率が特段いいわけでもなく、ウィルもオトメもないのでそこは覚悟する必要があるのはファントムと変わりありません。また、追加でアイテム以外の回復も見込めなくなります。

かといって、自分以外の回復は、対象がエトワールでない限り十分な回復量を持っています。

それに目を閉じて余りある硬さが手に入ります。Huとは違い、自前でアイテムを使う必要はあり、前線を離れる選択をしなければなりませんが、丁寧に回避を行えば自ずとその回数は減っていきます。


また、テクニック火力もそれなりに持たせられるので、レ・フォメルギアを連打して前線を離れつつ回復し、テクニックを打ちながら距離を積め殴るという芸当も可能になります。

JAするだけで、クリティカル率50%ですから、テクター自身のシフデバ追加効果で最終合計80%の高いクリティカル率を誇ります。リングを追加すると100%です。

運用としては両立型で、臨機応変に動けます。

殴りテクター時の各クラスの倍率

ハンター倍率

通常攻撃・ヘビィハンマー
JAボーナス1*JAボーナス2*フェーリースタンス*フェーリーコンボアップ*フェーリーSアップ1*フェーリーSアップ2
1.1*1.1*1.2*1.1*1.05*1.05=1.760913≒約1.76倍
法撃爆発
JAボーナス1*JAボーナス2*フェーリースタンス*フェーリーSアップ1*フェーリーSアップ2
1.1*1.1*1.2*1.05*1.05=1.60083≒約1.60倍
テクニック
1.1倍

ファイター倍率

通常攻撃 ・ヘビィハンマー・法撃爆発・テクニック
ブレイブスタンス*ブレイブSアップ
1.4*1.1=1.54倍

異なるPA・テクニックのJA
ヘビィハンマー・テクニック
ブレイブスタンス*ブレイブSアップ*テックアーツJAボーナス
1.4*1.1*1.15=1.771倍≒約1.77倍

ファイターのチェイスアドバンスを抜いているのは、一部の敵に状態異常が入らないので安定的ではないからです。

ブレイバー倍率

アベレージスタンスの場合
通常攻撃
アタックアドバンス*アベレージスタンス*アベレージSアップ
1.35*1.15*1.1=1.70775≒約1.71倍
法撃爆発
アベレージスタンス*アベレージSアップ
1.15*1.1=1.265≒約1.27倍

ヘビィハンマー・テクニック
アベレージスタンス*アベレージSアップ*アベレージSチャージ
1.15*1.1*1.1=1.3915≒約1.39倍

ウィークスタンスの場合
通常攻撃
アタックアドバンス*ウィークスタンス*ウィークスタンスアップ
1.35*1.35*1.1=2.00475≒約2.00倍
法撃爆発
ウィークスタンス*ウィークスタンスアップ
1.35*1.1=1.485≒約1.49倍
ヘビィハンマー・テクニック
ウィークスタンス*ウィークスタンスアップ*ウィークスタンスチャージ
1.35*1.1*1.1=1.6335≒約1.63倍

ファントム倍率

通常攻撃・法撃爆発・ヘヴィハンマー
オールアタックボーナスPh+フォトンストリーム
1.45*1.1=1.595≒約1.60倍

テクニック
オールアタックボーナスPh*フォトンストリーム
1.35*1.1=1.485≒約1.49倍

テクニック(テクニックショートチャージ最大)
オールアタックボーナスPh*フォトンストリーム*テクニックショートチャージ
1.35*1.1*0.7=1.0395≒約1.04倍

エトワール倍率

通常攻撃・法撃爆発・ヘヴィハンマー・テクニック
オールアタックボーナスEt+エトワールJAボーナス
1.45*1.15=1.6675≒約1.67倍

テックアーツカウントボーナスにテクニックは対象になっていない為、恩恵を受けることはできません。セイムアーツも同様です。

表にしてみる


サブクラス倍率がない場合のダメージが10,000であるとした場合の表です。見やすいようにしているだけなので実際には違います。



単に殴るだけでならばブレイバーのウィークスタンスが強い、という事になります。テクニックも火力が出る為、早く複合が撃てるようにもなります。

ファントムの場合、チャージ時間が半減するので、単純にDPSは倍近くになります。発動硬直時間も考慮に入れたとして、1.7~1.9倍(17,680~19,760)というところです。ファントムを採用する場合これをどうとるのかが採用のカギになります。

エトワールはHuのガードスタンス同等の硬さを得た上で火力が出る、ただ、オトメとウィル、ウォークライがないことをどう見るのかが採用のカギです。

安定をとるか、火力をとるか、殴りテクターをやる場合はこの二択になります。

このテクター・・・硬いっ!

サブハンターのスキル振りを以下のような状態にするとカチテクターの完成です。

カチテクタースキルシミュレーター

ガードスタンスとウォークライ、アイアンウィルによってタンクテクターの完成です。カチ勢の方に怒られそうですが・・・。

回復できるタンクとか恐ろしいですね。それがクエストで活きるのかどうかが微妙なところですが。

エトワールをサブにすると硬さは同等ですがタフさ、即ち見た目以上のHPを持てず、ヘイトを取り続けるタンクとしての役割に若干の問題がでます。その分を火力で補えますが、ヘイトを奪えるだけの腕があるかどうかも問題になります。

戦闘支配力を見込めない場合、火力が出るエトワールがいいものの、戦闘を支配し、タフさ硬さを両立するならガードスタンスと使い分けが必要になります。

ペットテクター

サブにサモナーを据えるテクターです。全クラス対応タクトを握ることにより、ペットを使役しながらテクターとしての仕事ができます。メインでなければ使えないスキル以外を取ることで、カチテクターには勝てませんがかなりの防御力を持たせることも可能で、HPリストレイトを取れば安定性が出ます。

最大の利点はペットが攻撃を担う為、攻撃を持続させながらシフデバレスタアンティを安全に撒くことができる点です。一撃性のあるマロンストライクも使える為、瞬間火力も申し分ないはずです。

タリステクター

サブをフォースにすると、タリスによる遠距離支援が可能になります。フォースのタリステックボーナスはメイン限定という訳ではないので、テクニックに火力を持たせることが可能です。

PP回収はテクターのスキル、PPリストレイト、 PPコンバートで補うことができます。ただ、マスタリーの取得が厳しい為、スキルシートは複数用意する羽目になります。

靴テクター

サブをバウンサーにすると、魔装脚で素早くシフデバ、ザンバースが撒けるようになります。順に、ストライクガストの派生、グランウェイヴの派生、モーメントゲイルの派生です。テクターのスキルは派生にも乗る為、攻撃しながらの支援が可能であるのです。

魔装脚はテクニックのチャージで属性の書き換えが可能で、テクターのエレメントウィークヒットとの相性がよいのです。普段メインバウンサーで魔装脚使いであるのならその延長上での戦いができます。

メギバース、ゾンディールでの属性書き換え(正しくは属性付与)を確認していますので、使用する場合は属性破棄が必要になる場合があります。

ARテクター

皆の奴隷と呼ばれるこのテクターのサブはレンジャーです。悲しいほどに火力が出ません。しかし、トラップやグレネード、ウィークバレットやその他特殊弾を使えるようになる為、完全支援型になります。

また、ウィークバレットのリキャストタイムは90秒であり、シフデバをかけなおす目安になります。ウィークバレットの効果時間は18秒で6発撃ちきって時にシフデバをかけなおしてもよいくらいです。

オメガルーサー相手ならポイズントラップが使えるかも?

最後に

テクターの仕事は火力を出すことではありません。なので、その人次第の比較的自由なサブクラス選びができます。

自分にぴったりのテクタースタイルが発見できれば幸いです。

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