マクロとチートの違い、チートの横行とチーミング行為の謎をひも解く
オンラインゲームはサービスが展開されていれば世界中のプレイヤーと一緒にプレイできます。そうなればゲームは世界基準で作られるのは同然ですね。無論、プレイヤーも世界基準です。
良くも悪くも世界基準です。
機械的マクロとは、サードパーティ製コントローラによくついている連射(ターボ)機能がそれにあたります。この原理は至極簡単で、機能がONになれば押しっぱなしの信号に切れ目を入れて、連打している信号に変えているだけです。
プログラム的マクロは文字通り、プログラムするのでやや複雑な動きをします。
例えばコントローラにA、B、X、Yがついているとしましょう。Aボタンを押すだけで、 A→B→X→Yと言う風に順に押したように動かすことができます。
キーボードでもマウスでも、用意されていれば、1入力で正確に求める入力ができるようになります。
ゲームによっては、特にPVP(Player Vesus Player)のあるゲームでは、公平性を保つために不正行為として禁止されている場合が多いです。
例えば、所持金を増やしたり、獲得経験値を増やしたり、ダメージを増やしたりなどです。
制作側が意図しない動きをする為、ゲームバランスの崩壊を招きます。PVPゲームだろうと協力ゲームだろうと、マルチ要素のあるゲームでは完全な不正行為です。
制作側、言い換えれば運営側が意図しない動きをすることで、公平性を大きく損なう事が大きな原因です。
例えば50人がソロで互いを殺し合うゲームであれば、特殊な状況にならない限り、基本は1対1です。その中の2人がチーミングを行えば、図式は1対2となり、数の不利が発生することになります。
チーミングが不正行為となるのは、公平性を失うもっとも特徴的な、数の有利不利が発生してしまう事にあります。
録画やリプレイが残らないゲームでは、チーミングが記録として残りにくく、ゲーム外ツール(チャットアプリ等)で意思疎通を行っていた場合はさらにチーミングの発見に遅れが出て、非常に悪質と言えます。
勘違いしないで欲しいのは、コントローラやキーボード、マウス等の違いは、公平性の損失にはなりえないという事です。お金を出せば買えることや、扱う技術があればどうとでもなる為です。その人の能力に根差す問題となる為です。
くれぐれも注意したいのはマクロは不正行為になる可能性があるというだけで、ゲームによって違うという事です。
なのでマクロの使用は推奨しません。利用規約は随時変わっていきます。変わっていることに気付かず使用して所謂BANを受けても知ったことではありません。
例えば、PUBGというPVPシューティングゲームの大会で、チートの使用があったのではないか、と度々問題として取り上げられることがあります。
大会があるという事はe-Sportsであり、当然スポーツマンシップがあるはずなのですが、それでもなお、禁止行為に手を染めるのはなぜでしょう。
そのルールを破る選手と言うのは、たとえどんなスポーツでも一定数必ずいます。
現実世界ではケガや最悪死亡も付きまとう為、あまり行き過ぎたものは見かけません。
ゲームではケガや最悪死亡の心配もない為、非常に安全な競技となりえます。その反面、ルールの破り方は時としてえげつないものになります。
PVPでのアイテム取得は初期で有利になるというだけで、腕でどうにかなる場合もあります。後半になれば、同じようなアイテムを持っているプレイヤー同士の戦いになりやすいからでもあります。
これが無敵やダメージ増加などそれに準じたものになれば話にならなくなります。
こちらが与えたダメージは何をどうしようと0で、相手はこちらのHPを超えるダメージを一発で与えてくる、となればどうしようもありません。
PVPでは索敵も重要な要素です。もちろんそれに準ずるチートもあります。
こちらが必死で敵プレイヤーを探しているのに、相手はこちらがどこにいるか分かっているので、先制攻撃を受けるのは必須と言えます。
他にも遮蔽物を無視するものや、どんな武器でも一発残らず当てることができる等、手の施しようがないものばかりです。
チーミングもひどいものです。
PVPでは瞬間的にチーミングに見える攻撃を受けることがあります。しかし、それは自身の位置取りの問題や、敵同士でお互いの位置が分かっていないときにその敵同士が同時にこちらを発見するなどの状況で、これ自体はチーミングではありません。
チーミングの一番の問題点は、アイテムの受け渡しがあったり、索敵時に複数の視点があったり、複数地点からの攻撃が可能であったり、おとり作戦が使えたりと、数的不利の状況に陥りやすいことが上げられます。
複数地点からの攻撃は、通常の倍以上の攻撃を受けることになり、ダメージチートと何ら変わりありません。
マクロは固定的な入力情報を最適化するだけなので、マウスの位置情報を敵に合わせるような場面に応じたものを設定することはほぼできません。
とは言え、固定的な入力情報を最適化するだけでも状況によっては相当な脅威です。
例えば、リカバリー行動の一部を最速で行えるようになる、銃ならリロード忘れを防げ、次の敵を撃てるようになり、単発撃ちや3点バースト撃ちをフルバーストで打てるようになるなどが上げられます。
マクロはこれ以上のことができません。できるのならそれはチートです。
横行してもしょうがないです。 ゲームにはそういう土壌が少なからずあります。
ここまで読んでもらった人にはお分かりかと思いますが、もう一つの理由が優位に立てるから横行するんです。
面白さ、と言うのは人それぞれで感じる土台が違います。ルールに則りスポーツマンシップの元で技術や戦術を駆使するのが面白いと感じる人と、所謂無双して敵を薙ぎ払うのが面白いと感じるかの違いです。
確かにどちらも面白いのは分かります。但し、そういう土俵ならの話です。違う土俵で相撲を取られても面白くないのは当然です。
優位に立ちすぎるとプレイヤーも観戦者もいつまでも面白くはありません。いずれ飽きます。そうしてサービス終了に追い込まれたゲームもあります。
プレイヤーの技術的な差にも横行する原因があります。
勝ちたいと強く思う人でも、技術が無ければいつまでも勝てません。努力したらいいのですが、時間などの問題でそうはいかない場合や、すぐにと言う場合にチートツールやチーミングがその優位性で勝ちをもたらします。
PVPではいかに優位に立ちまわるか、が技術以上に大事で、これは戦略の事なのですが、勘違いしている人は多いです。そう言った人がチートツールを使っている場合も多いです。
そもそも利用規約違反で、利用規約は円滑な運営も目的として定められていますので、当然『業務を妨害した』と言えます。
情報を改ざんして送るので、これを隠れ蓑にしてパソコン上にあるプライバシーに関する情報(サイトのログイン情報や支払情報など)を送っている場合があります。
と言うか、オンラインパソコンゲームのチートツールのほとんどが、プライバシーに関する情報を送ってしまっています。
ログイン情報を抜き取り、Amazonなどで登録したクレジットカードによる高額商品や大量の商品を買って、クレジットカード主への高額請求や銀行口座のネット決済によって多額のお金を抜きとられしまうといった被害が考えられます。というか、実際にありました。
使う使わないは個人の自由ですが、どのような被害にあっても自業自得です。
チートツールの根絶は無理です。しかし、自身が使わなければ確実にチーター(チートツール使用者)は減ります。
最近はチートツール対策は進んできていますが、いたちごっこでもあります。
しかし、スポーツと同じように審判がいますので、疑わしいのなら報告しましょう。レッドカードを突き付けてもらう(BAN)ことで、チーターを減らすことはできます。
決して自身が使わない事です。使うのはオフラインゲームで個人で楽しむ程度にしましょう 。
良くも悪くも世界基準です。
マクロ、チート、チーミング
これらはゲームの世界では不正行為としてあげられるものです。この中でマクロだけは少し違い不正行為にならないゲームもあります。マクロ
マクロには二種類あります。機械的マクロとプログラム的マクロです。機械的マクロとは、サードパーティ製コントローラによくついている連射(ターボ)機能がそれにあたります。この原理は至極簡単で、機能がONになれば押しっぱなしの信号に切れ目を入れて、連打している信号に変えているだけです。
プログラム的マクロは文字通り、プログラムするのでやや複雑な動きをします。
例えばコントローラにA、B、X、Yがついているとしましょう。Aボタンを押すだけで、 A→B→X→Yと言う風に順に押したように動かすことができます。
キーボードでもマウスでも、用意されていれば、1入力で正確に求める入力ができるようになります。
ゲームによっては、特にPVP(Player Vesus Player)のあるゲームでは、公平性を保つために不正行為として禁止されている場合が多いです。
チート
チートとはゲームプログラムやメモリーに展開されている情報に直接干渉し、制作側が意図しない動きをさせるツール等を指します。例えば、所持金を増やしたり、獲得経験値を増やしたり、ダメージを増やしたりなどです。
制作側が意図しない動きをする為、ゲームバランスの崩壊を招きます。PVPゲームだろうと協力ゲームだろうと、マルチ要素のあるゲームでは完全な不正行為です。
制作側、言い換えれば運営側が意図しない動きをすることで、公平性を大きく損なう事が大きな原因です。
チーミング
チーミングとは、複数人(ここでは3人以上)のPVPゲームによくある不正行為です。規定された人数より多くのプレイヤーが協力し合い、チームのように動くことを指します。例えば50人がソロで互いを殺し合うゲームであれば、特殊な状況にならない限り、基本は1対1です。その中の2人がチーミングを行えば、図式は1対2となり、数の不利が発生することになります。
チーミングが不正行為となるのは、公平性を失うもっとも特徴的な、数の有利不利が発生してしまう事にあります。
録画やリプレイが残らないゲームでは、チーミングが記録として残りにくく、ゲーム外ツール(チャットアプリ等)で意思疎通を行っていた場合はさらにチーミングの発見に遅れが出て、非常に悪質と言えます。
要するに
要は公平性の損失を招く事が不正行為であるという事です。勘違いしないで欲しいのは、コントローラやキーボード、マウス等の違いは、公平性の損失にはなりえないという事です。お金を出せば買えることや、扱う技術があればどうとでもなる為です。その人の能力に根差す問題となる為です。
くれぐれも注意したいのはマクロは不正行為になる可能性があるというだけで、ゲームによって違うという事です。
なのでマクロの使用は推奨しません。利用規約は随時変わっていきます。変わっていることに気付かず使用して所謂BANを受けても知ったことではありません。
禁止行為の横行
ゲームがe-Sportsとして認識され始めた今、以前にもまして問題になり始めています。例えば、PUBGというPVPシューティングゲームの大会で、チートの使用があったのではないか、と度々問題として取り上げられることがあります。
大会があるという事はe-Sportsであり、当然スポーツマンシップがあるはずなのですが、それでもなお、禁止行為に手を染めるのはなぜでしょう。
ゲームに限った話ではなく
スポーツであれば禁止行為は当然あります。ルールがあって初めてスポーツはスポーツとして成り立ちます。ルールがなければスポーツではありません。そのルールを破る選手と言うのは、たとえどんなスポーツでも一定数必ずいます。
現実世界ではケガや最悪死亡も付きまとう為、あまり行き過ぎたものは見かけません。
ゲームではケガや最悪死亡の心配もない為、非常に安全な競技となりえます。その反面、ルールの破り方は時としてえげつないものになります。
ゲーム上の不正行為はひどいものが多い
所持金やアイテム取得などのチートはまだかわいい方で、被害を被るのは基本的に開発や運営で他のプレイヤーに対する被害はほとんどありません。もちろん、ゲーム内取引の価格崩壊などを招きかねませんが。PVPでのアイテム取得は初期で有利になるというだけで、腕でどうにかなる場合もあります。後半になれば、同じようなアイテムを持っているプレイヤー同士の戦いになりやすいからでもあります。
これが無敵やダメージ増加などそれに準じたものになれば話にならなくなります。
こちらが与えたダメージは何をどうしようと0で、相手はこちらのHPを超えるダメージを一発で与えてくる、となればどうしようもありません。
PVPでは索敵も重要な要素です。もちろんそれに準ずるチートもあります。
こちらが必死で敵プレイヤーを探しているのに、相手はこちらがどこにいるか分かっているので、先制攻撃を受けるのは必須と言えます。
他にも遮蔽物を無視するものや、どんな武器でも一発残らず当てることができる等、手の施しようがないものばかりです。
チーミングもひどいものです。
PVPでは瞬間的にチーミングに見える攻撃を受けることがあります。しかし、それは自身の位置取りの問題や、敵同士でお互いの位置が分かっていないときにその敵同士が同時にこちらを発見するなどの状況で、これ自体はチーミングではありません。
チーミングの一番の問題点は、アイテムの受け渡しがあったり、索敵時に複数の視点があったり、複数地点からの攻撃が可能であったり、おとり作戦が使えたりと、数的不利の状況に陥りやすいことが上げられます。
複数地点からの攻撃は、通常の倍以上の攻撃を受けることになり、ダメージチートと何ら変わりありません。
マクロはそんなにひどくはない
マクロは人間側が設定するのでよほど詰めないと所謂プロゲーマーの入力速度や精度を超えることはできません。マクロは固定的な入力情報を最適化するだけなので、マウスの位置情報を敵に合わせるような場面に応じたものを設定することはほぼできません。
とは言え、固定的な入力情報を最適化するだけでも状況によっては相当な脅威です。
例えば、リカバリー行動の一部を最速で行えるようになる、銃ならリロード忘れを防げ、次の敵を撃てるようになり、単発撃ちや3点バースト撃ちをフルバーストで打てるようになるなどが上げられます。
マクロはこれ以上のことができません。できるのならそれはチートです。
なぜ横行するのか
そもそもの話、利用規約をまともに読んでないからということが上げられます。やり方や進め方もルールの1つですが、利用規約もルールです。利用規約をまともに読んでないという事はルールが分かっていません。横行してもしょうがないです。 ゲームにはそういう土壌が少なからずあります。
ここまで読んでもらった人にはお分かりかと思いますが、もう一つの理由が優位に立てるから横行するんです。
面白さ、と言うのは人それぞれで感じる土台が違います。ルールに則りスポーツマンシップの元で技術や戦術を駆使するのが面白いと感じる人と、所謂無双して敵を薙ぎ払うのが面白いと感じるかの違いです。
確かにどちらも面白いのは分かります。但し、そういう土俵ならの話です。違う土俵で相撲を取られても面白くないのは当然です。
優位に立ちすぎるとプレイヤーも観戦者もいつまでも面白くはありません。いずれ飽きます。そうしてサービス終了に追い込まれたゲームもあります。
プレイヤーの技術的な差にも横行する原因があります。
勝ちたいと強く思う人でも、技術が無ければいつまでも勝てません。努力したらいいのですが、時間などの問題でそうはいかない場合や、すぐにと言う場合にチートツールやチーミングがその優位性で勝ちをもたらします。
PVPではいかに優位に立ちまわるか、が技術以上に大事で、これは戦略の事なのですが、勘違いしている人は多いです。そう言った人がチートツールを使っている場合も多いです。
そしてもう一つ、チート行為のみですが、犯罪としての認識が薄く、取り締まりも厳しくないという事が挙げられます。
では、実際にどんな犯罪となるかと言うと、日本だと『刑法234条の2 電子計算機損壊等業務妨害罪』に当たります。
内容は、『人の業務に使用する電子計算機若しくはその用に供する電磁的記録を損壊し、若しくは人の業務に使用する電子計算機に虚偽の情報若しくは不正な指令を与え、又はその他の方法により、電子計算機に使用目的に沿うべき動作をさせず、又は使用目的に反する動作をさせて、人の業務を妨害した者は、5年以下の懲役又は 100万円以下の罰金に処する。』
チート自体は、『人の業務に使用する電子計算機に虚偽の情報若しくは不正な指令を与え、又はその他の方法により、電子計算機に使用目的に沿うべき動作をさせず、又は使用目的に反する動作をさせ』の部分が相当します。
そして、それが『人の業務を妨害した者』に当たるかどうかという事になります。
また、チートが蔓延することにより、チートを使用しなければ勝てないゲームになってしまった場合、チートを手に入れられない人は止めていくことになります。人口の減少は収入の縮小を呼んでしまう為、明確に業務妨害となってします。
因みに人口の減少は蔓延する前に始まります。なので、使用者が出た時点で業務妨害となります。
何も、刑法だけでなく著作権法違反も該当します。ゲームも著作物ですから。
チートツールの怖さ
オンラインゲームでのチートツールはこちらが送る情報を、要は改ざんして送るツールです。情報を改ざんして送るので、これを隠れ蓑にしてパソコン上にあるプライバシーに関する情報(サイトのログイン情報や支払情報など)を送っている場合があります。
と言うか、オンラインパソコンゲームのチートツールのほとんどが、プライバシーに関する情報を送ってしまっています。
ログイン情報を抜き取り、Amazonなどで登録したクレジットカードによる高額商品や大量の商品を買って、クレジットカード主への高額請求や銀行口座のネット決済によって多額のお金を抜きとられしまうといった被害が考えられます。というか、実際にありました。
使う使わないは個人の自由ですが、どのような被害にあっても自業自得です。
被害だけで済めばいいのですが、上で述べたように、刑法および著作権法に抵触するので逮捕、罰金、懲役、損害賠償請求となってしまいます。
お金を抜かれた上に前科者に、多額の損害賠償を背負う訳です。要するにズルをしたわけですが、それによって得られるのはその場の快感だけで何も残りません。ざまぁですね。
最後に
オンラインゲームのサービスが世界規模で展開されているのなら、プレイヤーも世界規模で多種多様です。チートツールの根絶は無理です。しかし、自身が使わなければ確実にチーター(チートツール使用者)は減ります。
最近はチートツール対策は進んできていますが、いたちごっこでもあります。
しかし、スポーツと同じように審判がいますので、疑わしいのなら報告しましょう。レッドカードを突き付けてもらう(BAN)ことで、チーターを減らすことはできます。
決して自身が使わない事です。使うのはオフラインゲームで個人で楽しむ程度にしましょう 。
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